紫外線アレルギーとは?
紫外線からお肌を守るのは、美肌のための必須条件ともいえますが、
最近では、紫外線アレルギーの方が増えてきているようです。
紫外線アレルギーとは、日光過敏症とか日光性皮膚炎とも呼ばれている
ものですが、紫外線を浴びると皮膚に湿疹が出来たり、皮膚が全体的に
赤く腫れたり、場合によっては、ミミズ腫れやじん麻疹、水ぶくれなども
起こしてしまうという病気です。
皮膚の症状だけでなく、頭痛や嘔気を伴ったりなどすることも多いと言わ
れています。症状が軽い場合は、長袖を着る、帽子をかぶる、日傘をさす、
日焼け止めクリームをぬるなどの紫外線対策をして日中に外出することも
できます。
しかし、重症になると、日中はUVカットのカーテンを閉めた部屋の中で
過ごさなければならず、外出は日が落ちて夜間にならないとできないと
いうケースもあるようです。
紫外線アレルギーの原因は、紫外線を受けたときに私たちの皮膚に存在
する光感作物質がアレルゲンを作ってしまうこと。なんらかの理由によって、
一度アレルゲンが生成されてしまうと、紫外線を受けるたびにアレルゲンが
作られ、皮膚にアレルギー症状が現れるようになります。
受けた紫外線の量などによって、アレルゲンの生成量にも増減があり、毎回
同じようなアレルギー反応が出るわけではありませんが、いったん紫外線
アレルギーになってしまうと、自然に治るということはほとんどないようです。
また、注意したいのは、影になんらかの病気が潜んでいるということもよく
あります。他の病気が原因になっている場合は、その病気を治すことで
紫外線アレルギーも治るはずですから、「紫外線アレルギーかも・・・」と
思ったら、早めに医師の診察を受けることをお勧めします。