美白化粧品でお手入れ
美白は美容の永遠のテーマ。とくにこの数年は、美白ブームが加熱しています。
テレビのCMや、雑誌の広告などを見ていても、顔にもからだにも一点のくすみ
もシミもなく、毛穴さえもないのでは?と思えるほど肌の美しい女優さんたちが、
美白化粧品の広告塔をされています。
いくらなんでもあそこまでキレイになるのは、ちょっと無理だと思ってはみても、
女性ならやはり、美肌にあこがれるのは当然ですよね。 そこで今、「ふだんの
スキンケアの段階からしっかり美白をしてしまおう!」という美白化粧品に、
女性を中心に人気が集まっています。
朝晩のスキンケアの際に、そのような美白用のコスメを使うことで、確実に美白ケア
を積み重ねていくわけですね。ただ、そこは化粧品なので残念ながら即効性はありま
せん。逆にすぐにその場で効果が出るようなものは、怖いですよね。でも、毎日継続
してお手入れすることで、徐々に効果が出ると言われているのが美白化粧品です。
せっかく美白化粧品を使うのなら、その成分を十分にお肌に取り入れたいものです。
そういった意味では、美白ケアの基本はやはり洗顔がポイントになります。よごれや
角質が残っている皮膚では、美容成分を肌の奥まで浸透させることはできません。
まずは洗顔で、メイクや皮脂、角質などをきちんと落としてからスキンケアを行なう
ようにしましょう。
毎日のつみ重ねで、5年後10年後のお肌が大きく違ってきます。シミやクスミだけ
ではありません。美白のお手入れは、肌老化そのものを遅らせることにつながる
ケアが多いので、皺やたるみまで防いでくれるはずです。
また、勘違いしてはならないのは、美白化粧品を使ったからといって、お肌の色が
真っ白になっていくことはないということですね。 美白化粧品の「定義」は、どこの
化粧品会社でも「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぎます」というものです。
わかりやすく言うと、美白化粧品の働きは肌の内側にあるメラニンに働きかけて、
しみやソバカスを予防する、ということです。つまり、もともとの肌の色に関しては
現状維持が基本。そして、そこにシミやソバカスなどができないように美白化粧品
がお手伝いする、ということだと理解するといいと思います。